マクロとミクロ

2017.03.22 (Wed)




六本木に行ってきた。

10:00の開場と同時に

ハルシャに

ココロをすっかり持って行かれた。

これを「イカレタ」というのかもしれない。



ココロの琴線が共鳴しっぱなし。

久しぶりに

意味不明なシナプス信号が

混線模様で。







53階の空にココロは残されていて

都営浅草線のホームまで

深く深く、何度もエスカレーターを降りて

どんどん小さくなっていく私を

俯瞰して見送っているような気がした。








噂話

2017.03.07 (Tue)



嫌な思いをさせられた
自分の体験を
リアルな声色まで再現して語り、
疑似体験を強要する人を
私は好きになれない






それよりもさらに嫌いなのは

話を聞いた後、
さらにその声色や物言いを
リアルに再現して見せながら
密かに脚色も加えて
面白おかしく、
まるで自分が体験したことのように流暢に語り
その人を世紀の大悪人に仕立て上げ
私を同じように嫌な思いをさせるために
抜群の演技力で熱弁する人が
大嫌いだ。












誰がために

2017.02.06 (Mon)

                


2017年2月5日
LIVEで歌った。

私はずっと、
人前で歌うことを許される理由を
探していた。

でも今回
歌ってほしいといわれて
断る理由が見つからなかった。
言い訳はしたけれど、
どれも説得力がなかった。

いろいろ考えなくていいから
僕のためだけに歌って、と言われた。
5周年を迎えたお店のオーナーからだ。


DSC_0978_convert_20150315234158.jpg


2011年秋、
この店になる前の倉庫に毎日通って
店が出来上がっていく様子を
カメラで追っている人がいた。
忙しく働くオーナーを相手に
おしゃべりをして
コーヒーを淹れてもらって
邪魔ばかりしていたと思う。
帰宅した私に、カメラのデータを見せながら
店の進捗状況を報告してくれた。
店の完成を誰より待ち望んでいた。

彼は店の完成後に
何度か行くことが出来た。
いつもRの裏返ったマークの真下の
ちいさなテーブルの席に座った。

多分この席、と決めていたんだと思う。

オーナーがいる
厨房の奥まで店が見渡せる
隅っこの席。





店のオープン5周年イベントLIVE

私はこの席のそばで
歌うことになった。

目の前には7-80人の観客。
でも、
その隅っこ席に居っているはずの人と
オーナーの
二人のためにだけ歌った。

歌うことを
許される理由を探すより、
誰のために歌うのか、
ということのほうが
大事だと思えた
初めての日だった。


--------Roy'sさん、5周年おめでとう&広見さん、ありがとう。







新年

2017.01.01 (Sun)





お寺で鐘を撞いて煩悩を払い
その足で神社へ参拝してきました。

キリスト教徒一家に育った友人と一緒に。

宗教が違っても
国が違っても
性別が異なっても
病んでいる人も
悩んでいる人も
幸せの絶頂の人も

こうした区切りのイベントを過ごすことで
感じることはきっと同じ。







無事にこの時を迎えられたことに
感謝。


みなさんにとって
健やかな一年でありますように。







記憶の封印

2016.12.21 (Wed)




私は同窓会に出ない。

おそらく
自分の学校での記憶が虚ろで
その輪に入っていく自信がないから。

「○○ちゃんよね」
すれ違いざまに
フルネームで呼んでくれるのに
私のほうでは全く名前が浮かばない。
「知ってる人?」心でつぶやく、
そんなことも多い。

私はどこで記憶を失くしたんだろう。
いつもそう自分に問いかけてきた。

ところがこの秋、
突然思い出したことがある。
いきなり記憶の扉が開いて
出てきた名前-----
「あっちゃん」

そうだ。
小学校の時
私はずっと、「あっちゃん」の隣にいた。





私はたぶん優等生だった。
いや、正確に言うと
常に先生や親の期待を裏切らない生き方以外を
知らなかった。
たぶん、何かをごまかし
何かを呑み込んで
「ハイ」と答えること以外出来なかったのだ。

そんな私に先生は
あっちゃんを任せたのだと思う。
あっちゃんは意思表示をほとんどしない子だった。

みんながワクワクする席替えがあっても
私の隣はあっちゃんだった。
右が左になるだけ。
教室を移動するときも
朝礼に行くときも
遠足も
運動会も
あっちゃんと手をつないでいた。

あっちゃんと会話した記憶はない。
首を少し縦に振って
うなずくあっちゃんの
少し困ったような恥ずかしそうな顔。
いや、顔はぼんやりとしていて
憶えているとは言えない。

ただ、
少し猫背でうつむいて
申し訳なさそうに小さな歩幅で歩く
そのイメージだけが
浮かんでくる。





あっちゃんは、
私と同じ地元の中学校に進学しなかったのだろうか。
中学校の記憶がまた朧気で
判然としない。

もしそうなら、
私は小学校の卒業の日、
あっちゃんにちゃんとお別れを言ったのだろうか。



そう考えたとき、ハッとした。



私は何かを封印しているのではないか。
何かを忘れてしまいたくて
小学校時代の記憶を
丸ごと封印したのではないか。

優等生のふりをした私は
何も言わないあっちゃんに
陰で
ひどいことをしたのではないか。

何ががあったのか 
なかったのか
ちゃんとお別れが言えたのか 
言わなかったのか

真実はわからない。
記憶がない。





口数が少なく真面目でよく働く
優しい人と結婚して
元気な子供が二人くらいいて
ふっくら太った
肝っ玉母さんになっているといい

あっちゃん-----






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