4月2日

2017.04.03 (Mon)



絹のベールで重ね着をして 
遠い山の端 霞んで消える

あの日あの道は 桜吹雪で
今日は
雪花 狂い咲く

泣かない日が 増えてゆく





山の彼方の
薄墨の空
朝露の光 
昇って融ける

哀しみの欠片
花びらのように
左耳の奥に
はらはら積もる

泣かない日が 増えてゆく


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泣かない日が 増えてゆく


       *H教官へ
       寒い中のドライブ、ありがとうございました。







君が代

2017.03.27 (Mon)




2017年3月26日
大相撲大阪春場所千秋楽

TVの前の私は
表彰式前の「君が代」のシーンで
鳥肌が立ってくのを感じていた。


すり鉢状の客席が
膨れ上がったように見えるほどの満席。
それはいつもの場所とそう変わらない。
しかし、
今までに見たどの場所の千秋楽よりも
大きな音量の大合唱だった。
カラオケのオーケストラ演奏が聞こえなくて
まるで何千人のアカペラ。

たった今、
結界の中の
魂のぶつかり合いに感動し
相撲の神様の奇跡を目の当たりにした
人々の斉唱する声の力が
新横綱の心をも震わせて
涙となった。






この「君が代」を斉唱する映像が
放送されたことについて
(毎回放送されているのだが)
「NHKはおかしい、右翼思想の肩入れをするのか」
とTwitterに書き込まれているのを見た。



私は右翼ではない。
でも「君が代」は歌う。
天皇中心主義を賛美しているとか、
国粋主義者の歌だとか思っていない。
日本国民の愛唱歌だと思っている。
「君が代は」のところは
「私たちの国は」というイメージで歌っている。
それ以上でも以下でもない。

私は仏教徒だ。
一般的な仏教徒の日本人よりも
寺院を訪れる回数も
仏像崇拝する時間も多いと思う。
それでも
「受胎告知」の絵や「ピエタ」の像の前で
なぜだか感動を覚えるし、
クリスマスソングも歌う。

そして何より
八百万の神々も崇めている。
初詣も行くし、
お荒神さんにも恵比寿さんにも
大きなご神木にも手を合わす。

当然、神事としての成り立ちをもち
結界という神聖な土俵の上で行われる
崇高な競技であり、国技である
相撲を
私は敬意をもって観戦している。







そして、その
国技の最終戦のあとに
戦ってきた関取たちと
相撲の神様に感謝しながら
君が代を歌う。

そんな私は、おかしいですか?

そのセレモニーの一部始終を
生中継するしているNHKは
どこがおかしいですか?

日本の国技であり神事である
「相撲」を
見ていた人が
「君が代」を否定するのは
おかしくないのですか?







マクロとミクロ

2017.03.22 (Wed)




六本木に行ってきた。

10:00の開場と同時に

ハルシャに

ココロをすっかり持って行かれた。

これを「イカレタ」というのかもしれない。



ココロの琴線が共鳴しっぱなし。

久しぶりに

意味不明なシナプス信号が

混線模様で。







53階の空にココロは残されていて

都営浅草線のホームまで

深く深く、何度もエスカレーターを降りて

どんどん小さくなっていく私を

俯瞰して見送っているような気がした。








噂話

2017.03.07 (Tue)



嫌な思いをさせられた
自分の体験を
リアルな声色まで再現して語り、
疑似体験を強要する人を
私は好きになれない






それよりもさらに嫌いなのは

話を聞いた後、
さらにその声色や物言いを
リアルに再現して見せながら
密かに脚色も加えて
面白おかしく、
まるで自分が体験したことのように流暢に語り
その人を世紀の大悪人に仕立て上げ
私を同じように嫌な思いをさせるために
抜群の演技力で熱弁する人が
大嫌いだ。












誰がために

2017.02.06 (Mon)

                


2017年2月5日
LIVEで歌った。

私はずっと、
人前で歌うことを許される理由を
探していた。

でも今回
歌ってほしいといわれて
断る理由が見つからなかった。
言い訳はしたけれど、
どれも説得力がなかった。

いろいろ考えなくていいから
僕のためだけに歌って、と言われた。
5周年を迎えたお店のオーナーからだ。


DSC_0978_convert_20150315234158.jpg


2011年秋、
この店になる前の倉庫に毎日通って
店が出来上がっていく様子を
カメラで追っている人がいた。
忙しく働くオーナーを相手に
おしゃべりをして
コーヒーを淹れてもらって
邪魔ばかりしていたと思う。
帰宅した私に、カメラのデータを見せながら
店の進捗状況を報告してくれた。
店の完成を誰より待ち望んでいた。

彼は店の完成後に
何度か行くことが出来た。
いつもRの裏返ったマークの真下の
ちいさなテーブルの席に座った。

多分この席、と決めていたんだと思う。

オーナーがいる
厨房の奥まで店が見渡せる
隅っこの席。





店のオープン5周年イベントLIVE

私はこの席のそばで
歌うことになった。

目の前には7-80人の観客。
でも、
その隅っこ席に居っているはずの人と
オーナーの
二人のためにだけ歌った。

歌うことを
許される理由を探すより、
誰のために歌うのか、
ということのほうが
大事だと思えた
初めての日だった。


--------Roy'sさん、5周年おめでとう&広見さん、ありがとう。







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