脇役

2013.03.24 (Sun)



我が家自慢の

祇園の枝垂れ桜は

五分咲きを迎えました。



美しいということばでは

伝えきれない

人のさまざまな思いを

包んで咲く桜。

その色も花びらの可憐さも

風にゆれるその儚さも

舞い散る姿も

全てに

心、奪われます。









しかし、今日私は

大切なことを思い出しました。



ぼーっと眺めていたお宅の

庭の隅に

唐紅の花を

たくさん咲かせている木瓜を

見つけたのです。



そうです。



桜の季節、それは

私にとって

どこかに咲いている木瓜を探す

季節でもあるのです。




写真



人々の心をさらっていく桜は

季節の主役。




そんな桜の陰で 

ひっそりと咲く花。




同じ冬に耐え

同じ頃、開花する花。




美しさで

主役の桜には

かなわないけれど




それでも

自己主張の強い色で

ひっそりと でも しっかりと咲く

木瓜の花。









おとうさん。

私は

今年も

しっかりと自分の道を

歩いています。



         *** 桜色 2011.4.8 ***














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