清楚な混沌

2017.08.18 (Fri)





興味本位で楽譜を買った。





エリック・サティの 「グノシエンヌ」。


「ジムノペディ」の官能的な感じとも異なり
シルクロードの西の果ての国から
聴こえて来るようなメロディライン。
嫌いではない。
ただ、
楽譜に小節の区切りが無い?
と知って、手に入れたくなったのだ。









確かに、最後まで小節の区切りが無い。


しかも
速度用語 のような解説が長くて中傷的。










聴いていると 音はシンプル。

黄昏時のシェヘラザードを想わせるような
清楚な踊り手が
物憂げにシルクのドレスを揺らす。

しかし
弾き手にとっては
とてつもなく広大で深淵な
混沌とした
でもどこか整然とした

宇宙空間のような一小節なのだ。






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