TVの話

2011.06.04 (Sat)
チェルノブイリ事故の

被爆地の

その後の25年間についての

ドキュメンタリーを視た。




25年前の先進的な街は

廃墟となったあと、

皮肉にも

人工物に覆いかぶさるような

森となっていた。

アニメで見た様な風景だ。



もともと住んでいなかった

動物たちまで移り住んで、

見た目に

生物の楽園のようだった。


人間不在の。



らくえん?


建屋は

水蒸気爆発し、炎上し、

10日間燃え続けた。

煙はヨーロッパ上空を覆い尽くした。


二日後には

人々は避難し、

その後、街に残された全ての生命は 失われた。


そのあと、

外敵の居ない場所として

動物や昆虫が移り住んだ。


数年間は 病による短命なもの

奇形をもつものが多くみられたらしい。


しかし、今は

異常が見られることは少なく、静かに平和な

楽園が形成されつつあるという。


将来の予測もできないまま、

「正常な」とか「安全な」とかいうことばを

使うことはできないが 

今のところ その森は

放射能が異常に多い、ということ以外 

「ごく正常に見える」生物の楽園らしい。



人間は

自分達の都合で

地球に手を加え、

さまざまな化学物質をばらまき、

動物や昆虫たちに

住みづらい環境を作りつづけてきた。



だから、


人間が全てを放置して 出ていった街は

「放射能に侵されている」ことをのぞけば

人間と 共存させられていた時よりも 

はるかに

住みやすい楽園となったということか。




生物は自らの進化で

体内被曝への何がしかの耐性を身に付けて繁栄し

生物多様性が復活し、

今や、

食物連鎖のバランスが取れつつある

ということらしい。


生物多様性?



「被爆の森は今―――」

このドキュメンタリーの製作者の意図は

決して

放射能汚染を怖がらせない

ということではない。



地球上の自然には存在しなかった物質を

創り、

ばらまき、

自分達だけがその場を逃げた

人間の罪

その事実を時間とともに風化させ

同じ過ちを繰り返しかねない

人間の愚かさを

嘲笑っているのかもしれない。




放射性廃棄物を

安全に地下に埋めたとしても

その危険性は何万年も持続するという。


何万年後かの地球に生きる生命体に

「この場所には 危険な廃棄物が埋まっているよ」と

どうやって伝えるか その方法について、


あるいはその場所に目印を

残すべきか否か、

というような

なかば空想的なことを

まじめに考えている学者さんがいるらしい。



愚かだ―――。


愚かだが

もう廃棄物を作ってしまった以上

21世紀に生きる人間の

地球に対する責任なのだ。





TVで観た映画を思い出した。

タイトルも憶えていない。


地球外生命体が 

この星にやってきて

ふしぎな光る球体に

地球上の人間以外の動物や

昆虫たちを吸いこんで

宇宙へ跳んで行った。



ふしぎな光る球体は

ノアの箱舟。



彼ら 地球外生命体の目的は

「人間」の危険から

地球を救うことだった。


地球は誰のもの?



2011年5月



脱原発という結論を

出した国がある。


 





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