2012.08.09 (Thu)






蓮池の前で

立ち止まった私を

歓迎してくれたのは



その美しさとは対照的な

澱んだ泥の匂いと

ユーフォニウムとスーザフォンの

カエルの合奏。



自らは過酷な泥の中に育ち

泥の中で一生を終える

しかし

その清々しい華は

人々の心を洗う




人知れず

早朝に ポン 

とちいさな音を出して開くという

その瞬間に

何かが生まれ

この汚れた世界に放たれてゆくのだろうか







20120809-7.jpg



白蓮に仏眠れり磐落ちて     -漱石-














トラックバックURL
http://oserashi.blog79.fc2.com/tb.php/345-6f8b192c
トラックバック
コメント
>その瞬間に
>何かが生まれ
>この汚れた世界に放たれてゆくのだろうか

きっと、きっとそうだと思います。
そして、放たれた何かを受け止められる人も
きっと決まってるように思います。
猿 | 2012.08.10 02:35 | 編集
わたしは「ぽん」という音を聴いてみたい、と思いながら
まだ一度もであったことがありません。
猿さんが、もし、
夏の静かな静かな早朝、
蓮池の前を通りかかったら
是非耳を澄ませて。
そして何が放たれるのかをしっかり見てみてくださいね。
くうかいのかあちゃん | 2012.08.10 20:14 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top