キセキ

2013.01.03 (Thu)






友人は言った。



「本当は

今日、仕事が入りそうだったんだけど、

断ったよ。

どうしても1月2日には

一緒に新年会をしたかった。

去年、やらなかったことが

ずっと心にひっかかっていたから。」




何年間も、

1月2日には、我が家で新年会をした。



彼も

一昨年の新年会まで

一緒に飲んで食べて、

一緒に笑っていた。






喫茶店を出て、彼女の車にのった。

渋滞を回避して

川の向こうの道をえらんだ。




「この人のこの曲、

すっごくカッコいいから

聴いて、聴いて。」



車の中、流れてきたのは

すてきなアレンジの

『over the rainbow』



      Somewhere over the rainbow
      Way up high,
      There's a land that I heard of
      Once in a lullaby.
      Somewhere over the rainbow
      Skies are blue,
      And the dreams that you dare to dream
      Really do come true.


      虹の向こう側の
      どこか高い空の上に
      いつか子守歌で聞いた国がある
      虹の向こう側の空は真っ青で
      そこでは、
      どんな夢もかなえられる








車が川を越える土手道に上って

空が開けたその瞬間

私たちはキセキを見た。





目の前に虹。

とても微かだけれど

綺麗な弧を描いた、

ほんとうに、虹。



  





「やっぱり私たち、すごい。

1月2日は新年会の日なんだよ。

彼が見せてくれたんだ、

私たちに、

この奇跡を。」





嬉しくて、感動して、

たとえようも無く

心が躍って、

誰かにありがとうが言いたくて、



私たちは大声で叫びながら

力いっぱい笑って、

泣いていた。









       Somewhere over the rainbow
       Bluebirds fly.
       Birds fly over the rainbow.
       Why then, oh why can't I?

       If happy little bluebirds fly
       Beyond the rainbow
       Why, oh why can't I?


       虹の向こう側のそこには青い鳥が飛んでいるの
       鳥たちが虹を超えて飛んで行けるのなら
       私にだって飛べるはず

       幸せの小さな青い鳥たちが
       虹を超えて飛んで行けるのなら
       私にだってできないはずはない!








  - thank you my special friend, You Miyazaki -





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