ほうじ茶と放浪癖

2016.01.14 (Thu)




新年あけて、舞台を観に東京へ行ってきた。

帰ってすぐに
次の旅の計画を始めた。







数年前、自宅改築のための引っ越しで
鑑札らしきものを見つけた。

明治時代
曾祖父の
茶葉の取扱者の鑑札だった。








叔父に聞いてみた。

叔父はよく庭先で
茶葉を揉んだり焙じたりしていた。

2.3年前に大学生が大勢訪ねてきたよ。
どこかで、茶葉のことならここで聞いたらいいと
言われたらしい。
おじいさんが生きていればよかったけど
何にも教えてあげることが無くて
ほうじ茶の作り方だけ演って見せてあげたよ。

と言った。

曾祖父は、
いつでも大きな荷物を背負って
西から東へ、
茶葉を買い集めて、茶師を廻り、
茶葉を売買する
忙しい旅の生活をしていたらしい。







私は、お茶が好きだ。

昨年、奈良県の女人高野室生寺に
足を伸ばした。
そこでいただいたほうじ茶が
実に美味しくて
どこかで売っているお茶ですか?
と聞いたら、
自家製だという答えだった。

いつか
こんなほうじ茶が作れたらいいな、
そう思った。







一昨年、叔父も他界した。

私は、ほうじ茶の作り方を
まだ知らない。

それでも
一人で旅に出たいという
どうしようもない性癖だけは
曾祖父から受け継いだのかもしれないと
そう、思った。








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