秋の夜長と数列の話

2017.09.26 (Tue)



私の住む町の夏は厳しい。

その厳しい夏の風景の中で、

蓮根畑に咲く朝の光を浴びた 蓮の花が好きだ。

泥の池に誇り高く凛と咲く蓮の花は、

煩悩にまみれた世間にあっても清廉であれと

己を戒める花であり 私の心の拠り所でもある。



しかし、しかしだ。

夏が終わるに従い、悪夢の池に変わっていく。

蓮の実の気持ち悪さは他に例えようがなく、

吐き気やめまいさえ感じるのに、

もう一度確認しないではいられないという 

恐怖の戦慄を伴う。


花の実なのだから1.1.2.3.5.8.13.21……の

フィボナッチ数列になっているのかどうかを

確認したい、という衝動にもかられるのに、

じっくりと見て触って

穴を数えきることが出来ない。



数えながら目が回り気持ち悪くなってしまうのだ。

それならば見なければいいのに。







秋は空気が澄んで星がきれいになる。

でも我が町の場合 秋が深まってしまうと

昼夜の寒暖の差で川霧が発生し 

星の見えない夜が多くなる。

だから9月がベストだ。


特に天の川銀河をみていると心が洗われる。

10月の夜空はさらに川霧で見えづらくなるが、

天の川の近くの カシオペアと秋の四角形のそばには

アンドロメダ銀河が見えることがある。

無数の光をちりばめた銀河は

美の象徴的な存在だが、

実際には無数ではない。



image2_convert_20170927001418.jpg



では銀河にはどれほどの数の星が存在しているのだろう。

もちろんこれは数えるわけにはいかないのでネットで確認してみた。

天の川銀河には3000億個、アンドロメダ銀河には約1兆個もの星があるらしい。

もう天文学的数字だ---!(って、今天文の話だった―笑)


このアンドロメダ銀河と天の川銀河が

40億年以内に衝突することは間違いないらしい。

そうなるとどんなことが起こるんだろう。

地球上に、太陽系の星たちにどんな影響があるのだろう、

そう思ってまたネットで調べてみた。

そうしたら、

この衝突が起こる以前(予想では14億年後)には

地球上の水分は無くなって生命体が住めない地球になっているので

影響を心配するというレベルの話でもないらしい。


え-----っ?


それなら、

56億7000万年後に釈迦の生まれ変わりとなって

人々を救済するといわれている弥勒菩薩は

どこで、誰を救うのだろう....

輪廻転生を信じている私は、鳥であれ花であれ虫であれ、

その瞬間を目撃できるのではないかと思ったのに、

ショックだ。



image1_convert_20170927001345.jpg



ところで、この56億7000万年という数字も不思議だ。


もしかして、フィボナッチ数列の中に

56億7000万に近い数字が存在するのではないだろうか。

そう思って、フィボナッチ数を単純に加算で求めていった。

数学者じゃないので実に地道な作業だ。

1+1=2 1+2=3 2+3=5 3+5=8 5+8=13 8+13=21 13+21=54 21+54=75

以外と早く結論は訪れた。
(もちろん計算機は使ったけど)


1,836,311,903+2,971,215,073=4,807,526,976(48億752万6976)

2,971,215,073(29億7121万5073)+4,807,526,976(48億752万6976)=7,778,742,049(77億7874万2049)

というわけで、

期待通りに行かなかった。



それはともかく、

この数列の生み出す

オウム貝や 

ロマネスコブロッコリーの黄金比の渦巻の形が

アンドロメダ星雲の形と共通するようにも思える。


細胞分裂して拡大していく命の形と同じように

宇宙の拡がりにも

同じ数列の美が隠されているのだろうか。



image4_convert_20170927001544.jpg



もう 星空が曼荼羅のように思えなくもない。


56億7000万年後の世界を見られないのなら、

そうだ、また奈良へ行こう。

あの、弥勒如来に会いに行こう。






-southern cross news vol.137 寄稿文に編集を加えました-
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